【5月24日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)は23日、敵地で行われたトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)戦の9回に同点の2点適時中前打を放ち、5-4で逆転勝ちしたチームに貢献した。

 最終回の攻撃を1-3とリードされて迎えたエンゼルスだったが、相手投手タイラー・クリッパード(Tyler Clippard)の3連続四球で満塁とすると、大谷の適時打で同点に追いつき、続くアンドレルトン・シモンズ(Andrelton Simmons)の中前打で逆転に成功。一挙4得点の回となり、この試合で初のリードを奪った。

 エンゼルスはその裏、ドワイト・スミス・ジュニア(Dwight Smith Jr.)、カーティス・グランダーソン(Curtis Granderson)、ケンドリス・モラレス(Kendrys Morales)の3連打で1点差に詰め寄られたが、右翼手のコール・カルホーン(Kole Calhoun)がタッチアップを本塁で刺す好守もあり、このまま逃げ切った。

 ア・リーグ西地区のエンゼルスは、この勝利で今シーズンの成績を27勝22敗とし、首位を走る昨季のワールドシリーズ覇者ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)を4.5ゲーム差で追いかけている。(c)AFP