【5月27日 CNS】中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の会社員袁敏さん(36)は、アーチェリー愛好者だ。

 友人の影響でアーチェリーを始め、どんどんのめり込んだ。しかし2年前のある日、思いがけず転倒して病院で診査を受けたところ、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された。

 残された時間が少ない。そう感じた袁さんは病気に負けず、アーチェリーの試合に出る夢を実現すべきだと決心し、週に4〜5回は練習場に通い、1日約4時間の猛練習に励んだ。

 そして2017年、成都市で開催されたアーチェリーの大会APCC(Archery Promotion Council Of China)に出場した。袁さんは、特別貢献賞を獲得し、「APCCに出たことにで、これからはパラリンピックを目指すという新たな目標ができた」と話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News