【5月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のFWハリー・ケイン(Harry Kane)が、来月開幕の2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)で同国代表の主将を務めることが決まった。イングランドサッカー協会(FA)が22日、発表した。

 イングランド代表として通算23試合に出場し、12ゴールを記録している24歳のケインは、昨年6月に行われたスコットランドとの欧州予選で初めてキャプテンマークを巻き、これまでに計4試合で主将を務めてきた。

 この日、イングランド代表のツイッター(Twitter)アカウントに投稿された動画で、ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督と主将就任を公式発表したケインは、「本当に光栄なこと。イングランド代表としてプレーすることは、成長する過程で常に夢見るものだが、キャプテンになるのは少し上の次元のことだ」と語った。

 また、合宿地で行われた前日のチームミーティングで今回の決定を明かしていたサウスゲイト監督は「ハリーは素晴らしい人格の持ち主。彼は細部までこだわるプロフェッショナルな選手であり、キャプテンとして最も重要なのは、日々他の人の模範になるような行動をすることだ」と述べた。

「彼には信念と高い基準が備わっている。長期間安定して世界の強豪国の一つになれるということを示してくれるキャプテンを持つのは、チームにとって大きなメッセージになる」 (c)AFP/John WEAVER