【5月24日 Xinhua News】今年4月、蘭州ラーメンの名店「金味徳」が東京の六本木地区にオープンした。蘭州ラーメンブランドとしては、昨年8月の「馬子禄牛肉麺」に続く日本の首都への出店になる。

 蘭州ラーメンは蘭州牛肉麺とも呼ばれる、中国甘粛省蘭州地区の地元グルメだ。また「中国十大麺」の一つにも数えられる。「スープは澄んでさっぱり、肉は煮込んで味わい深く、麺は細くきめこまやか」という独特の風味と、「一清二白三紅四緑五黄(透明なスープ、真っ白な大根、ラー油の赤色、パクチー、ニンニクの芽の緑色、黄色い艶をおびた麺)で国内のみならず世界のグルメから高く評価されている。

 この店の責任者の侯嶼氏は、店では完全に中国の現地の味を元に蘭州ラーメン独特の味わいを再現しており、日本人向けの調整はしていないと説明している。(c)Xinhua News/AFPBB News