【5月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)は22日、チームの新監督にマンチェスター・シティ(Manchester City)の元指揮官であるマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)氏が就任すると発表した。契約期間は3年。

 ウェストハムは今シーズンの最終節後にデビッド・モイーズ(David Moyes)監督が退任。チームはシーズン途中から加わった同監督の下で降格圏から脱出し、最終的に13位でフィニッシュしていた。

 ペジェグリーニ氏は2013-2014シーズンにシティをプレミア制覇に導いており、2016年には欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)でベスト4に入ったほか、同クラブでの3年間で2度のキャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup)優勝も経験した。

 ウェストハムでタイトルを勝ち取るのは少々高望みかもしれないが、現在64歳の指揮官は、ここ数年の苦戦にフラストレーションを感じているファンを興奮させることができるような魅力的なチームをつくりたいと考えている。

 先週末に中国スーパーリーグ(1部)の河北華夏幸福(Hebei China Fortune)の指揮官を退任していたペジェグリーニ氏は「昨季はウェストハムにとって難しいシーズンになったと思うが、来季はファンを喜ばせるようなサッカーをしたいと思っている」「いつも私は攻撃的なサッカーをする。来季は大きな目標を達成できるように努力しないといけない」と語った。(c)AFP