【5月25日 CNS】中国・雲南省(Yunnan)普洱市(Puer)柏木河村(Baimuhe)で7日、国家一級重点保護野生動物のリーフモンキーが、地元森林公安局に保護された。このサルは2016年6月ごろから、毎日のように村へやって来ていた村の「常連客」だ。

 これまでに、同局が何度も捕獲しようと試みたが、その度に失敗をしていた。だが、村民の間では「三三(サンサン)」と呼ばれ、かわいがられている。朝に近くの森から村へやって来て、村内を散歩したり、村民と戯れたりして、日が暮れると森へ帰っていく。

 三三は6日午後、首にロープが絡まっているところを村民に発見され、救けられた。村民は三三の安全を考えて森林公安局に引き渡すことを決め、三三は翌7日に引き渡された。同局によると、三三は群れの中でもめ事が起きて仲間外れにされた可能性があるという。三三にけががないことが確認されたら、雲南省の自然保護区に返すという。(c)CNS/JCM/AFPBB News