【5月22日 AFP】サッカーイラン代表は20日、W杯ロシア大会（2018 World Cup）に向けた予備登録メンバーを24人に絞り込み、ストライカーのカーベ・レザエイ（Kaveh Rezaei）がまさかの選考外となった。しかし、同国はアジア最終予選では無敗の強さをみせつけおり、大会では台風の目として期待されている。

　ベルギー1部リーグのシャルルロワ（Charleroi）で活躍をみせ、今季39試合で16得点を記録した26歳のレザエイが代表を外れたことは衝撃的なニュースとして流れた。しかし、イランの前線にはオランダ・エールディビジで今季得点王となったAZアルクマール（AZ Alkmaar）のアリレザ・ジャハンバフシュ（Alireza Jahanbakhsh）ら強力な戦力を擁している。

　絞り込まれたリストには、ギリシャ1部リーグのパニオニオス（Panionios）に所属していた当時、イランが禁止しているイスラエルのチームとの試合に出場したとして資格停止処分を受けていたマスード・ショジャエイ（Masoud Shojaei）とエフサン・ハジサフィ（Ehsan Haji Safi）の名前も含まれた。

　チーム・メッリ（Team Melli、イラン代表チームの愛称）はアジア最終予選を無敗で終え、同地域ではW杯出場権獲得で一番乗りを果たしたものの、本大会ではスペイン、ポルトガル、モロッコを含めた厳しいグループBに入っている。けが人が出た場合など、6月4日の最終期限までにメンバーは変更される可能性がある。

　イラン代表の予備登録メンバーは以下の通り。

■ゴールキーパー（GK）
アリレザ・ビランヴァンド（Alireza Beiranvand）
モハンマド・ラシド・マザヘリ（Mohammad Rashid Mazaheri）
アミル・アベドザデ（Amir Abedzadeh）

■ディフェンダー（DF）
アリ・ゴリザデ（Ali Gholizadeh）
セイド・マジド・ホセイニ（Seyed Majid Hosseini）
ミラド・モハマディ（Milad Mohammadi）
モハンマド・レザ・ハンザデー（Mohammad Reza Khanzadeh）
モルテザ・プーラリガンジ（Morteza Pouraliganji）
ペジマン・モンタゼリ（Pejman Montazeri）
ラミン・レザイーアン（Ramin Rezaeian）
ルーズベヒ・チェシミ（Roozbeh Cheshmi）

■ミッドフィールダー（MF）
エフサン・ハジサフィ
カリム・アンサリファルド（Karim Ansarifard）
マスード・ショジャエイ
メフディ・トラビ（Mahdi Torabi）
オミド・エブラヒミ（Omid Ebrahimi）
サイード・エザトラヒ（Saeid Ezatolahi）

■フォワード（FW）
アリレザ・ジャハンバフシュ（Alireza Jahanbakhsh）
アシュカン・デヤガ（Ashkan Dejagah）
メフディ・タレミ（Mehdi Taremi）
レザ・グーチャンネジャド（Reza Ghoochannejhad）
サマン・ゴドス（Saman Ghoddos）
サルダル・アズムン（Sardar Azmoun）
バヒド・アミリ（Vahid Amiri）

(c)AFP