【5月21日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2018)第6戦、ラリー・ポルトガル(Vodafone Rally de Portugal 2018)は20日、最終日が行われ、ヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が今季2勝目を飾り、総合順位で首位に浮上した。

 エルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)とテーム・スニネン(Teemu Suninen、フィンランド)のフォード(Ford)勢を、それぞれ40秒と47秒差の2位と3位に抑えたヌービルは「素晴らしいレースだった。車は完璧だったし、チームの仕事ぶりも信じられないくらい良かった」と語った。

 一方、18日のレースでコース外に飛び出し、優勝争いから脱落していたフォードのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)は結局21位でフィニッシュ。5度の年間王者に輝いている同選手は、100ポイントで総合首位に立っていたが、今回の結果を受けてヌービルと19ポイント差の2位に転落している。(c)AFP