【5月18日 AFP】サッカー日本代表の西野朗(Akira Nishino)監督は18日、30日に行われるガーナ代表との親善試合に向けたメンバーを発表し、本田圭佑(Keisuke Honda)や香川真司(Shinji Kagawa)といったビッグネームを選出し、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)に向けた自らの意思を示した。

 西野監督は、解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)前監督との不和が伝えられた本田と香川を27人の代表メンバーに含めた。

 突如解任されたハリルホジッチ前監督の後任に就いた西野監督は、今月31日にW杯に臨む23選手を発表する予定となっている。

 西野監督は記者会見で「基本的にはこの27名から(W杯のメンバーを選ぶ)という考えを持っています」「(本田と香川は)代表の中心選手であり、代表チームに貢献してほしいというところです」とコメント。

 特に香川は足首の負傷に苦しんでいるが、指揮官はロシア行きをかけてボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)でプレーする同選手にあらゆる機会を与えたいと考えている。

「香川については本当にデリケートに考えなければならない。彼の状態に期待しながら、キャンプで最終的に確認をしたいということです。彼も間違いなく代えの利かないプレースタイルを持った選手」

 また100試合以上の代表キャップ数を数える岡崎慎司(Shinji Okazaki)や長友佑都(Yuto Nagatomo)もメンバー入りを果たしている。

 日本はW杯本大会でグループGに入り、コロンビア、ポーランド、セネガルと対戦する。(c)AFP