【5月18日 AFP】イングランド・プレミアリーグの王者マンチェスター・シティ(Manchester City)を率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は17日、クラブとの契約を2021年まで延長した。今季のシティはイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2017-18)でもタイトルを獲得しているほか、リーグ史上初の勝ち点100を記録する歴史的快挙を達成している。

 現在47歳のグアルディオラ監督は、シティの活気あふれる若手中心の選手たちとの強い絆が、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)にとどまる決意を固めさせたとし、「とてもうれしいし、わくわくしている。ここで働けることは喜びだ。毎日選手たちとの仕事を楽しんでいるし、これからも一緒に全力を尽くしていく。監督として、選手といることに満足しなけばならない。そして、私は満足している」と述べた。

 グアルディオラ監督は2016年から率いているシティとの契約を1年残したまま2年の延長契約を結んでおり、最後まで全うした場合は同クラブで5年間を過ごすことになる。これはスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を指揮した4年間と、1年間の休養を経て監督に就任したドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)での3年間を超えることになる。

 今季の後半以降、グアルディオラ監督は自身の将来については夏まで話すつもりはないと言い続けていたが、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを拠点とするオーナーグループは、シティが最終節のサウサンプトン(Southampton FC)戦で1-0の勝利を収め、勝ち点100に到達する快挙を成し遂げてから4日で契約更改にゴーサインを出した。

 今季はリーグ史上最多の計106得点と計32勝を記録しているシティにとって、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の準々決勝でリバプール(Liverpool FC)に敗れたことが唯一の心残りとなっている。(c)AFP