【5月22日 CNS】中国・山西省(Shanxi)太原市(Taiyuan)の張浩さんは、中国の伝統的な楽器、古琴(Guqin)職人だ。古琴は7本の弦を持つ、4000年の歴史がある弦楽器だ。

 張さんは2008年の北京五輪開幕式で古琴演奏を見て深く感動し、古琴の製作を勉強するため、中国全土を渡り歩いた。その後、自分の制作工房を開き、唐代から受け継がれた伝統的な手法を用いて古琴を作り始めた。

 張さんによると、古琴制作には200の工程を経る必要があり、2年以上の時間を要するが、そうすることで古琴にしかない余韻を漂わせることができるという。(c)CNS/JCM/AFPBB News