【5月18日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2018)は17日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)をはじめ、第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)らが8強入りを果たした。

 昨年大会のファイナリストであるハレプは、第13シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)が脇腹痛で棄権したため不戦勝で勝ち進んだ。次戦の相手に決まった第7シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)は、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)女王のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)を6-1、7-6(9-7)で撃破している。

 ハレプが世界ランク1位の座を維持したまま全仏オープンテニス(French Open 2018)に突入するためには、今大会で最低でも8強入りを果たし、世界2位のウォズニアッキよりも好成績を収める必要がある。

 そのウォズニアッキは第13シードのアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)に6-2、5-7、6-3で辛勝し、アネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)との準々決勝に進出した。

 22歳のコンタベイトは、第8シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)に6-2、7-6(7-3)で勝利。約20年前の1999年大会を制している37歳のベテランとの直接対決では、この一週間で2度目の白星を記録した。

 通算3度の大会制覇を誇るシャラポワは、ダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)を6-3、6-4で下し、第5シードで全仏女王のエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)との準々決勝に駒を進めた。ガブリロワは英国のジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)を2-6、6-3、6-4で退けている。

 この他では、大会連覇を目指す第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が、第14シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)に第1セットをストレートで先取されながらも、0-6、6-3、6-2で逆転勝ちを収めた。(c)AFP