【5月17日 東方新報】中国証券監督管理委員会は11日夜、微信(ウィーチャット、WeChat)の公式アカウントで、鴻海精密工業(Hon Hai Precision)の子会社である富士康工業互聯網(Foxconn Industrial InternetFII、フォックスコン・インダストリアル・インターネット)の新規株式公開(IPO)の申請を承認したと発表した。

 FIIの目論見書によると、今回のIPOによって272億5300万元(約4716億円)の資金調達を計画。資金はクラウドコンピューティング、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)、スマートマニュファクチャリングなど、工業インターネットプラットフォームの構築に投じる。

 目論見書によるとFIIの2017年末の負債率は81%で、2016年末の43%から大きく上昇した。負債額でみると、622億元、106.8%増加している。(c)東方新報/AFPBB News