【5月17日 AFP】今年2月、ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)に対して暴言を浴びせた3人の男に、罰金刑が言い渡された。

 ネット上には、男たちが英マンチェスターの駅で車に乗り込むのを待っていたジョーンズ氏と写真を撮ろうと近づき、ののしりの言葉を投げ掛け、険悪な雰囲気に変わっていく様子をとらえた映像が出回っている。

 スコットランド・エディンバラ出身の3人は、不安や苦痛、迷惑を引き起こす脅迫的な言葉や言動、あるいは乱暴な行動による公序良俗違反の罪を認めている。

 罰金額は105ポンド(約1万5000円)から140ポンド(約2万円)で、それぞれ裁判費用115ポンド(約1万7000円)の支払いも命じられた。

 検察官によると、ジョーンズ氏は今年2月24日にラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)のスコットランド戦で敗戦を喫した翌日に、電車で移動していた。電車内には、スタジアムを試合で観戦していなかった被告らを含む多くのラグビーファンがいたという。

 事件をとらえた映像がソーシャルメディア上で広まり、メディアが情報を求めたところ、被告たちは自ら警察署に出頭した。

 4人目の被告は無罪を主張しており、8月10日に公判が行われる予定となっている。(c)AFP