【6月25日 AFP】地中海東部を航行する米空母「ハリー・S・トルーマン(Harry S. Truman)」から、遠くで稲光が走る今にも雷雨になりそうな暗い空に向かって戦闘機が次々に発艦して行く。

 第33代米大統領にちなんで名付けられたトルーマンは、重量9万5000トン、全長335メートルの原子力空母だ。バージニア州ノーフォーク(Norfolk)を4月に出港し、ここから数千キロ離れたシリアでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を掃討する「不動の決意作戦(Operation Inherent Resolve)」を支援している。トルーマンは、2016年にも同作戦の任務を遂行した。(c)AFP/John HADOULIS