【5月16日 AFP】17-18NBAは15日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)第2戦が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)はクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)に42得点を奪われたものの、23得点を挙げたジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)の活躍などで107-94の勝利を収め、ホーム連勝を飾った。

 セルティックスは他にテリー・ロジアー(Terry Rozier)が18得点、アル・ホーフォード(Al Horford)が15得点、10リバウンドを記録し、一時は2桁あった得点差をひっくり返した。これでチームは今プレーオフ、本拠地TDガーデン(TD Garden)で全勝。また、セルティックスは2勝0敗の状態からプレーオフで敗退したことがない。第3戦はクリーブランドに場所を移して19日に行われる。

 ブラウンはホーフォードについて「僕たちは彼に頼りきりだ。これを毎年続けられる選手だからこそ、チームから高い給料を受け取っているんだ」とコメント。さらにブラウンはジェームズについても、負けた次の試合ではギアをさらに一段上に入れてくるから第3戦も気は抜けないと話している。「全力で集中しなくちゃならない。彼は史上最高の選手の一人だ。だけど僕がどちらかに賭けなくちゃならないとしたら、僕たちのグループの方にお金を置くよ」

 6人の選手が2桁得点を挙げてバランスよく攻め、ターンオーバーを5回に抑えたセルティックスに対し、キャブスは15本のターンオーバーから13得点を相手に献上した。

 その中で、ジェームズは42得点、12アシスト、10リバウンドのトリプルダブルを記録し、チームが第1クオーターに決めた27点のうち、21得点を一人で稼ぎ出した。第1戦は5本の3点シュートをすべて外し、わずか15得点に抑え込まれていたが、今プレーオフでの40得点超えはすでに5回目となった。

 ジェームズは「この後はホームに戻り、ホームコートでの試合を取るチャンスがある。相手はやるべきことをやり、自分たちのホームコートを守った。今度は俺たちの番だ。土曜日の試合では自分たちの力を見せる」と語った。(c)AFP