【5月16日 CNS】初めての「『呉清源杯』世界女流囲碁大会と2018年世界人工知能大会」が4月27日、中国・福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)で行われた。中国の有名棋士、柯潔(Ke Jie)氏は中国で開発された人工知能(AI)の「星陣囲碁(Xingzhenweiqi)」と対局。2時間後、AIの圧倒的な強さに敗北した。取材を受けた柯氏は、自分の計算力がAIに全く及ばず、「仕方がないと感じた」と話した。

 柯氏は2017年5月、グーグルが開発した囲碁の人工知能「アルファ碁(AlphaGo)」と対戦した。その対局で「アルファ碁」は3連勝し、幕を閉じた。

 研究者によると、柯氏との対局の前に「星陣囲碁」はすでにプロ棋士と30回の対局を経ていて、戦績は「28勝2敗」だったという。(c)CNS/JCM/AFPBB News