【5月15日 AFP】17-18NBAは14日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が開幕し、昨季王者のゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)がホームコートアドバンテージを持つトップシードのヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)を119-106で下し、シリーズ初戦を飾った。

 最近の4シーズンで3回目のタイトル獲得を目指すウォリアーズは、珍しくも敵地でのスタートとなったウエストカンファレンスの頂上決戦で、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が37得点、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が28得点を記録する活躍をみせた。

 ウォリアーズのフォワードを務めるドレイモンド・グリーン(Draymond Green)は、「とにかく、毎試合で勝利を追求するだけだ。『ホームコートをスティールする』という形になっているけれど、自分たちはそういう見方はしていない。ロードで1試合勝っただけだ。さあ、次は2勝目だ」とコメントした。

 ウォリアーズはステフェン・カリー(Stephen Curry)が18得点、6リバウンド、8アシストを稼ぎ、グリーンも9リバウンド、9アシストでチームの勝利に貢献。また、第4クオーターだけで11得点を記録したトンプソンは、「最高のスタートになった。チームは絶好調だった。これで気を抜くつもりはない。まだ、目標にたどり着いていないし、先の道のりは長い」と語った。

 一方、レギュラーシーズンの得点王に輝き、この試合でも41得点でチームをけん引したロケッツのジェームス・ハーデン(James Harden)は、「もっとシュートの精度を高めるだけでなく、ボールを奪われないようにし、取られたときはすぐにディフェンスに戻る必要がある。ボールを回させて、厳しいショットを打たせないと」とすると、「まずいパスやボールを奪われるようなことがあれば、相手につけ込まれてしまう。そこが彼らの強みだ。こうしたミスは許されない」と話した。(c)AFP