【5月15日 AFP】男子テニスのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)が14日、膝に手術を受けた影響により、全仏オープンテニス(French Open 2018)を欠場すると発表した。

 今年2月に半月板を痛めて南フランス・オープン(Open Sud de France 2018)の準決勝を途中棄権し、先月になって手術を受けた33歳のツォンガは「間に合うように最善を尽くしてきたが、残念ながらローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)は欠場することになった」と自身のツイッター(Twitter)でつづった。

 ツォンガは2013年と2015年の全仏オープンで準決勝に進出しているが、フランス男子は1983年のヤニック・ノア(Yannick Noah)氏を最後に同大会の優勝から遠ざかっており、同胞のタイトル獲得が母国のファンの悲願となっている。

 今月27日から6月10日にかけて行われる今年の全仏オープンでは、通算10度の大会制覇を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が再び絶対的な本命と目されており、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)やアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が同選手の11度目の優勝を阻止する最有力候補とみられている。(c)AFP