【5月15日 AFP】サッカーオーストラリア代表のベルト・ファン・マルワイク(Bert van Marwijk)監督は15日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に向けた予備登録選手を32人から26人に絞り込み、スコティッシュ・プレミアリーグのハイバーニアン(Hibernian)に所属する好調のFWジェイミー・マクラーレン(Jamie Maclaren)らが外れた。

 このほか、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のブリストル・シティ(Bristol City)で主将を務めるDFベイリー・ライト(Bailey Wright)をはじめ、控えGKのミチェル・ランゲラック(Mitchell Langerak)、DFのアレックス・ガーズバック(Alex Gersbach)とアレクサンダル・シュシュニャル(Aleksandar Susnjar)、FWアポストロス・ヤヌ(Apostolos Giannou)が先週に選出された32人のリストから脱落した。

 13日のリーグ戦でハットトリックを記録していたマクラーレンを外す決断については意見が分かれるなか、ベテランのFWティム・ケーヒル(Tim Cahill)とMFマーク・ミリガン(Mark Milligan)は生き残り、4度目のW杯出場へ歩みを進めている。

 ファン・マルワイク監督は「予備登録から選手数を減らすのはいつの日も困難な作業だ。しかし、これは最高峰のレベルで戦うプロスポーツでは避けられないこと」とすると、「トルコでの合宿とオーストリアで行われるチェコとの親善試合へ向け、全体的には野心を持った力のある選手を選出できたと考えている」と語った。

 今月20日からトルコ・アンタルヤ(Antalya)でトレーニングキャンプを開始するサッカルーズ(Socceroos、豪代表の愛称)は、来月1日にチェコとの親善試合を戦った後、同3日に23人の最終メンバーを発表。そして、ロシア入りする前の同9日にハンガリー・ブダペストで同国と前哨戦を戦う。