【5月15日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2018)は14日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング24位の錦織圭(Kei Nishikori)は7-6(7-5)、6-4でフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)を下し、2回戦へ駒を進めた。

 試合を通して18本のウイナーをたたき込み、1時間48分で初戦突破を決めた錦織は「簡単な試合ではなかった。風が吹いていて、互いにとってタフなコンディションだった」とした上で、「彼はスライスを多用し、サーブも素晴らしかった。でも、スライスに関してはうまく対処できたと思う」「第1セットはどちらに転んでもおかしくなかったが、運もあって取ることができ、そこからはより自信を持って良いテニスができた」と振り返った。

 バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2018)は1回戦で途中棄権、続くマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2018)でも初戦でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に屈し、スペインで行われた直近2戦を落としてイタリア・ローマに入ってきている錦織は次戦、大会第3シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦する。

 同日に行われた試合では、第9シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)がレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)を6-1、6-2、第10シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)は6-4、3-6、6-0でジャリッド・ドナルドソン(Jared Donaldson、米国)を退け、2回戦進出を決めている。(c)AFP