【5月14日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは13日、第38節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はモハメド・サラー(Mohamed Salah)がリーグ戦最多得点記録を更新する通算32点目を挙げるなど4-0でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)を下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権を確定させた。

 快晴の本拠地アンフィールド(Anfield)でリバプールは、絶好調のサラーが先制点を決めると、その後デヤン・ロブレン(Dejan Lovren)が追加点を挙げ、さらにドミニク・ソランケ(Dominic Solanke)とアンディ・ロバートソン(Andy Robertson)のクラブ加入後初得点で今季最終戦を白星で飾った。

 キックオフを前に、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督率いるリバプールは、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にするために、今季の同大会(UEFA Champions League 2017-18)決勝については意識しないようにしなければならなかった。

 26日にウクライナ・キエフ(Kiev)で行われるレアル・マドリード(Real Madrid)との一戦は、スタジアムにいる誰の頭にもよぎるものだったが、すでに残留を決めているブライトン戦での勝利が最優先課題となっていた。

 欧州での勝ち上がりが影響したのか、リバプールはここ数週間国内では苦戦し、チェルシー(Chelsea)に4位浮上の可能性を与えてしまっていたが、それでもチームは今季の大部分を通じて披露していた見応えのある素晴らしいサッカーを展開し、サラーも得点王を獲得した。

 サラーはこの試合を前に31得点を決め、38試合制でのリーグ戦最多得点記録で1995-96シーズンのアラン・シアラー(Alan Shearer)氏、2007-08シーズンのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、13-14シーズンのルイス・スアレス(Luis Suarez)と並んでいた。

 42試合制での最多得点記録は、1993-94シーズンのシアラー氏とアンディ・コール(Andy Cole)氏が記録した34得点となっている。

 この日の試合前にプレミアリーグの年間最優秀選手にも選出されたサラーは、今季公式戦51試合に出場し44ゴールを挙げている。(c)AFP