【5月14日 AFP】インドで13日、北部を中心に猛烈な砂嵐と雷雨が再び発生し、計40人以上が死亡、広範な被害をもたらした。当局が明らかにした。

 緊急当局によると、北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州ではひょうと激しい雷雨で壁や樹木、送電鉄塔が倒壊し、少なくとも18人が死亡した。同域では10日前にも、やはり砂嵐で130人以上が死亡したばかり。

 さらに同日には、西ベンガル(West Bengal)州で雷雨により12人死亡、南部アンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州でも落雷で9人が死亡した。

 また、首都ニューデリーでも2人が犠牲になった。緊急当局の発表によると、同市は風速約28メートルの暴風に見舞われ、飛行機70便が針路変更を余儀なくされたという。(c)AFP