【5月12日 AFP】インド中部マディヤプラデシュ(Madhya Pradesh)州で、10代の少女がレイプされた後、生きたまま火を付けられ死亡した。インドでは同様の事件が約1週間で他に2件発生している。

 警察が11日に発表したところによると、少女(16)はマディヤプラデシュ州サガル(Sagar)の自宅に一人でいたところ、被害に遭った。少女は、男(26)に自分の家族にレイプのことを話すと伝えたところ、その男に火を付けられ、その後、やけどが原因で死亡した。

 地元の警察官によると、この事件で男と少女のいとこ合わせて2人の容疑者が逮捕された。少女のいとこは男に、少女が自宅で一人きりでいることを伝えていた。AFPの取材に応じたこの警察官によれば、男は既婚者で子どもが1人いるという。

 インドでは先週、東部ジャルカンド(Jharkhand)州で10代の少女2人が同様の被害に遭い、1人は死亡。もう1人は現在も病院で生死の境をさまよっている。(c)AFP