【5月13日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は12日、第34節の試合が行われ、4月に優勝を決めているバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に1-4で敗戦。この日はリーグ6連覇のトロフィーを授与される祝うべき一日だったが、最後のホームゲームに臨んだユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督を気持ち良く送り出すことはできなかった。

 アウェーのシュツットガルトは、カウンターからバイエルンの守備を容赦なく切り裂き、ダニエル・ギンチェク(Daniel Ginczek)、アナスタシオス・ドニス(Anastasios Donis)、チャドラック・アコロ(Chadrac Akolo)が次々に得点を記録した。

 バイエルンのGKスヴェン・ウルライヒ(Sven Ulreich)は「敗戦には不満だけど、それでも僕らには喜ぶ理由がたくさんある」とコメント。選手たちは例年通りビールかけで優勝を喜び、負傷離脱中のアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)やマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)、ジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)も参加した。

 ハインケス監督は恒例の監督へのビールかけを逃れ、通路へ消えていった。72歳の指揮官は、来週末に行われるフランクフルト(Eintracht Frankfurt)とのドイツカップ(German Cup 2017-18)決勝を最後に再び勇退する。

 DFのニクラス・ズーレ(Niklas Suele)は「勝ってハインケス監督を送り出したかったけれど、来週にもう一度そのチャンスがある」と語った。(c)AFP