【5月12日 AFP】ロシアサッカー連合(RFS)は11日、母国開催となる今夏のW杯(2018 World Cup)に向けた予備登録メンバー28人を発表した。

 スタニスラフ・チェルチェソフ(Stanislav Cherchesov)監督は、フョードル・チャロフ(Fyodor Chalov)とアレクサンドル・タシャエフ(Alexander Tashayev)という若手2選手を初招集した。

 20歳のチャロフは、ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)で今季9試合の出場ながら6ゴールを記録。23歳のタシャエフは同リーグのディナモ・モスクワ(Dynamo Moscow)で才能を開花させた。

 ロシアは多くのけが人を抱えており、ストライカーのアレクサンドル・ココーリン(Alexander Kokorin)は膝十字靱帯(じんたい)に重傷を負っている。

 指揮官は30日のオーストリア戦と6月5日のトルコ戦という親善試合2試合に向けて、スペイン1部リーグのビジャレアル(Villarreal CF)に所属するデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)とアルテム・ジュバ(Artem Dzyuba)を再招集している。また、ドイツのユース代表歴を持つロマン・ノイシュテッター(Roman Neustaedter)とコンスタンティン・ラウシュ(Konstantin Rausch)もメンバー入りを果たした。

 大会でグループAに入った開催国ロシアは、6月14日の開幕戦でサウジアラビアと対戦。同19日にエジプトと、同25日にウルグアイと対戦する。