【5月12日 CNS】観光客を乗せた水陸両用の208B型セスナは9日午前10時30分、海口(Haikou)秀英港(Xiuying Harbar)第一埠頭臨時飛行場から離陸し、水上飛行機による観光フライトツアーが始まった。

 このツアーは、上空から海口を望むツアーと、チャーター便として個人オーダーできるという二つの商品が売り。乗客は上空から秀英港や万緑園(Wan Green Garden)、白沙門(Baishamen Park)、新埠島(New port Island)、火山口などのさまざまな景色を観賞できる。

 フライト時間は20分。個人チャーターの場合は、観光客の要望に応じてルート変更などもできる。

 この日、ツアーを体験した李さんは「空中からの眺めは、通常では見ることができない美しい海口だった。飛行機の運航も安定していたし、乗り心地もとても良かった」と話した。

 海南港航(Hainang Harbor & Shipping Holding)など数社の共同運営。今後、海口から瓊州海峡(Qiongzhou Strait)を通過するルートなど、新しいフライトルートを増やす予定だという。(c)CNS/JCM/AFPBB News