【5月11日 AFP】香港の地下鉄工事現場で今年に入って3発目となる第2次世界大戦(World War II)中の不発弾が見つかり、11日、約1200人を避難させて処理作業が行われた。

 不発弾は10日、新地下鉄駅の建設現場で発見された。米国製の1000ポンド爆弾で、1月に同じ場所で見つかった2発と同型。警察は繁華街の湾仔(Wanchai)地区の一部を封鎖し、店舗やオフィスから約1200人が避難した。

 第2次世界大戦中、旧日本軍と連合国軍の激戦の舞台となった香港では、戦後70年以上が経過した今もたびたび不発弾が見つかっている。(c)AFP