【5月12日 CNS】2008年5月12日に中国・四川省(Sichuan)で発生した四川大地震から10年。馬元江(Ma YuanJiang)さん(42)は倒壊した建物の下敷きになり、左腕を失った。10日、これまで使っていた義手を電子スマート義手へと交換した。すでに仕事や生活でも、慣れた様子だ。

 10年前のあの地震で馬さんは、倒壊した建物の下で178時間22分後に救出された、最後の生存者だった。

「あの地震の中で助け出されたことは、本当に運が良かった。救ってくれた救援隊や自分の家族に感謝している」

 地震を機に、家族の絆や友情の大切さを身をもって感じたという。(c)CNS/JCM/AFPBB News