【5月12日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2018)は11日、フロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチ(Ponte Vedra Beach)のTPCソーグラス(TPC Sawgrass)で2日目が行われ、ウェブ・シンプソン(Webb Simpson、米国)が通算15アンダーで単独首位に立った。

 第112回全米オープン選手権(2012 US Open Championship)覇者で現在32歳のシンプソンは、11番から16番まで6ホール連続バーディーを記録し、この時点でスコアを通算17アンダーまで伸ばして7打差のリードを奪った。しかし、パー3の17番ではティーショットが高い弧を描いてコース名物の浮島グリーンを囲む木製の護岸壁にバウンドした後、そのまま転がって池に落下。ボールをドロップして3打目を打つことを余儀なくされ、このホールはダブルボギーを喫してしまった。

 シンプソンはこの唯一のミスで50台のスコアという歴史的快挙は惜しくも逃してしまったものの、2番のイーグルに加え計9ホールでバーディーを記録し、2015年大会にジェイソン・デイ(Jason Day)が樹立したコース記録に並び、2位タイグループにつけたシャール・シュワーツェル(Charl Schwartzel、南アフリカ)、ダニー・リー(Danny Lee、ニュージーランド)、パトリック・キャントレー(Patrick Cantlay、米国)に5打差をつけた。

 一方、メジャー通算14勝のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は通算1アンダーでホールアウトした後、カットラインが1アンダーに設定されることが決まるまで辛抱強く待たなければならなかった。パーオンに成功したのは12ホールにとどまり、カップから3メートル以内に近づいたアプローチショットは1本もなかったものの、腰の手術から復帰して以降、出場した8大会のうち決勝ラウンドに進出したのはこれで7度目となった。(c)AFP/Bernie McGuire