【5月10日 時事通信社】韓国南西部・珍島沖で2014年4月に客船セウォル号が沈没した事故で、南西部・木浦新港の埠頭(ふとう)で横倒しになっていた船体をワイヤで起こす作業が10日、行われ、ほぼ立て直すことに成功した。

 船体は昨年、海底から引き揚げられ、港に陸揚げされた。ただ、横倒し状態だったため、船体調査委員会は「沈没原因調査に限界があり、行方不明者の捜索や原因調査に当たる担当者の安全面でも問題がある」として、船体を立て直すことにした。

 調査委の金昌俊委員長は「徹底した真相究明と捜索を約束してきた」と強調。「不明者の捜索を最優先で進めるとともに、これまで立ち入ることができなかった機関室の調査を行う」と述べた。(c)時事通信社