【5月10日 CNS】アプリのダウンロードが一時停止されていた中国のニュースアプリ「今日頭条(Jinri Toutiao)」は7日、学者やメディア関係者、公務員などによる同社コンテンツの内容やサービスを監督するチームを設立した。

 同社が以前にリリースした低俗な内容を監視するプログラム「霊犬」に引き続き、社会の意見を取り入れることでコンテンツエコシステムSを最適化する試みの一つだ。

 これまで人工知能(AI)と人による審査でコンテンツをコントロールしていたが、実際にはあいまいな部分があり、ロボットも編集部も的確な判断ができない場面もあった。今後は専門家の意見や指導をもとに、アルゴリズムの最適化に生かすとともに、編集チームも学習し、サービスの質を高めるとしている。

 同社の張輔評(Zhang Fuping)総編集は、「チーム設立の目的は、専門家によってコンテンツとサービスを監督してもらい、アドバイスを生かしてサービス内容を改善するためだ」と話した。

 同チームには、中山大学(Sun Yat-sen University)コミュニケーション・デザイン学院の張志安(Zhang Zhi'an)院長、清華大学(Tsinghua University)新聞・コミュニケーション学院の陳昌鳳(Chen Changfeng)常務副院長、中国人民大学(Renmin University of China)新聞学院の宋建武(Song Jianwu)教授といった著名専門家が名を連ねている。専門家チームには、同社のアプリ内で通報する権限が与えられる。(c)CNS/JCM/AFPBB News