【5月9日 AFP】(更新)サウジアラビアの首都リヤド上空で9日、防空システムにより弾道ミサイル2基が迎撃された。国営テレビ局アルイフバリヤ(Al-Ekhbariya)が報じた。

 AFPのカメラマンによれば、市内で爆発音が2回聞こえたという。

 隣国イエメンのイスラム教シーア派(Shiite)反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」は直後に犯行声明を発表し、「リヤドにある(通関施設の)ドライポート(Dry Port)など経済的なターゲット」を弾道ミサイル「Burkan 2H」で攻撃したと明らかにした。

 フーシ派はこの数か月、敵対する連合軍を率いるサウジアラビアに対するミサイル攻撃を強化している。一方のサウジアラビア政府は、イラン政府がフーシ派へ弾道ミサイルを提供していると長らく非難している。(c)AFP