【5月10日 CNS】香港証券取引所は3日、小米集団(シャオミグループ、Xiaomi)が同取引所に新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。

 上場申請書類によると、小米集団の売上高は2015年の668億元(約1兆1432億円)から、16年には684億元(約1兆1706億円)、17年は1146億元(約1兆9613億円)に増加した。IPOで調達した資金の30%をスマホ、テレビ、ノートパソコン、スマートスピーカーなどのコア製品の研究開発にあて、30%を生活消費財とモバイルインターネット産業チェーンの強化にあてる。30%はグローバル化、10%をオペレーションにあてる。

 小米集団の雷軍(Lei Jun)董事長は、「小米は単純なハードウェア会社ではなく、イノベーションを中心としたインターネット会社だ。小米が設立したグローバルビジネスエコシステムは大きなポテンシャルを秘めており、見通しは明るい」としている。(c)CNS/JCM/AFPBB News