【5月13日 CNS】脊髄性筋萎縮症(SMA)患者の田さん(26)は3日、中国・山西省(Shanxi)の山西医科大学第一医院で帝王切開で無事に男の子を出産した。

 田さんの両親は、田さんが生後8か月の頃、動けなくなっていることに気づいた。16歳の時にSMAと診断された。

 独学で得た技術を基に写真工房を開き、図画修正の仕事に携わっている。夫の張さんは、視覚障害者のマッサージ指圧師だ。

 子どもが生まれてから、張さんは毎日、視覚障害者用のスマートフォンで息子の動画を撮り、妻の田さんに見せる。SMAが遺伝しているかなど子どもの健康状況を確認するため、今後検査を行うという。(c)CNS/JCM/AFPBB News