【5月6日 AFP】台湾・台北の総統府で4日、「スター・ウォーズの日(Star Wars Day)」のイベントが開催された。ダース・ベイダー(Darth Vader)や「銃」を手にしたストームトルーパー(Stormtrooper)が総統府に攻め込んだにもかかわらず、返ってきたのは銃弾ではなくカメラのフラッシュだけだった。

 5月4日(May the 4th、メイ・ザ・フォース)は、同シリーズの有名なせりふ「May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)」に語呂が似ていることから、スター・ウォーズの日とされ、世界中でイベントが行われている。

 陳建仁(Chen Chien-jen)副総統と勢力入り乱れたさまざまなキャラクターに紛(ふん)したファンは「フォースと共にあらんことを」と斉唱し、作品へのリスペクトを示した。

 陳副総統は、米誌タイム(Time)の2015年6月号の表紙を飾った後、蔡英文(Tsai Ing-wen)総統が台湾のソーシャルメディア上でジェダイマスター・ヨーダ(Yoda)に似ているとして話題になったことに言及し、ファンを喜ばせた。

 陳副総統は「みなさんが仲良くしてくれるなら、誰でも客人として歓迎する。今日、マスター・ヨーダは不在だが、ヨーダのせりふの一つ『大きさは関係ない』を引用する。台湾はみなさんが思っているよりも大きい」と述べ、ライトセーバーを手にしたファンたちとポーズを取った。(c)AFP