【5月6日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は5日、アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏が脳出血で緊急手術を受けたことを発表した。

 英国で最も大きな成功を収めた76歳の伝説的な名将の容体について、クラブは声明で「サー・アレックス・ファーガソンは本日、脳出血で緊急手術を受けました。手術は非常にうまくいきましたが、最善の形で回復するため、一定期間の集中治療を必要としています。ご家族はプライバシーを求めています」とコメントした。

 デーリー・メール(Daily Mail)紙によると、5日午前9時ごろ、マンチェスター近郊にあるファーガソン氏の自宅に救急車が呼ばれたという。その後、英3部クラブで指揮を執る息子のダレン・ファーガソン(Darren Ferguson)監督が「家族の事情」で同日の試合を欠席することが発表され、ファーガソン氏の状態を心配する声が高まっていた。

 ファーガソン氏は26年以上にわたりマンチェスター・ユナイテッドで指揮を執り、2013年に退任するまでリーグ優勝13回、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇2回を含め、クラブで計38個の主要タイトルを獲得した。(c)AFP/Julian GUYER