【5月3日 AFP】ボクシング、WBC世界ミニマム級タイトルマッチが2日、タイ北東部ナコンラチャシマ(Nakhon Ratchasima)で行われ、ワンヒン・ミナヨーティン(Wanheng Menayothin、タイ)が挑戦者を退け、元プロボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)氏が持つ50戦全勝の記録に並んだ。

「小さな巨人」などの異名を持つ32歳は、序盤こそパナマのリロイ・エストラーダ(Leroy Estrada)に手数で押されて左目の上を切ったが、落ち着きを失わずに破壊力のある右パンチで3回に2度、4回に1度のダウンを奪うと、5回に強烈なアッパーカットでとどめのダウンを奪い、大台に到達した。

 記録ではメイウェザー氏に並んだワンヒンだが、両者は好対照で、「金の亡者」と呼ばれ、傲慢(ごうまん)なところのあるメイウェザー氏に対し、ワンヒンは無名で言葉遣いも柔らかい。

 ワンヒンは試合後「彼の記録に並ぶことができてうれしいです」と話し、51戦目については、今はまだ考えられないとだけ答えた。あと1勝することができれば、51勝1分け0敗で引退したメキシコのリカルド・ ロペス(Ricardo Lopez)氏に並ぶことになる。(c)AFP/Joe Freeman