【5月2日 AFP】インド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で先月末、結婚式の儀式で祝砲を撃とうとしていた花婿の友人が誤って花婿を射殺してしまう事件があった。インドでは結婚式などの祝い事で銃による過失致死傷事件が相次いでいる。

 ウッタルプラデシュ州での事件は4月29日の午後に同州ラキンプール・ケリ(Lakhimpur Kheri)で行われていたヒンズー教の結婚式で起きたもので、事件の瞬間を捉えた動画がソーシャルメディアで拡散した。動画は、花婿のスニル・ベルマ(Sunil Verma)さん(25)の友人の男が拳銃を調整していたところ銃が暴発し、次の瞬間、ベルマさんが胸をつかんでうつぶせに倒れ込む様子が映っている。友人の男は逃亡していたが、1日に隣りの村で警察に逮捕された。

 ラキンプール・ケリの捜査当局はAFPに対し、男は花婿を撃ったと認めているが、今後も捜査は継続すると話した。凶器の拳銃も回収された。警察によると拳銃は花婿の友人だった男が合法的に所有していたもので、弾丸2発が発射されていた。男は殺人罪で起訴される可能性がある。

 インドの結婚式や祝典行事では違法であるにもかかわらず祝砲が一般的に行われており、死者が出る例も少なくない。(c)AFP