【5月2日 AFP】(更新)交流サイト(SNS)世界最大手、米フェイスブック(Facebook)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は1日、同サイトに近日、出会い機能を追加すると発表した。

 ザッカーバーグCEOは同社の年次開発者会議でこの計画を発表し、新サービスはその場限りの関係ではなく「本物の長期的な関係を築くためのものだ」と述べた。

 フェイスブックは、数千万人のユーザーの個人情報が流出した問題で打撃を受けたばかり。ザッカーバーグ氏は、新たな出会い機能はプライバシーと安全を徹底的に追求し開発されたと説明している。

 同社の発表によると、「ユーザーは通常のプロフィルとは別に、出会い機能専用のプロフィルを作ることができ、デート相手の好みや共通点、共通の友人を基に、マッチングの候補がお薦めされる」という。出会い用の非公開プロフィルを作成すると、地元のグループやイベントの情報や、参加予定の人のプロフィルが閲覧可能になる。

 ザッカーバーグ氏はこの新機能の発表に際し、米国で結婚するカップルの3組に1組がインターネット上で出会っており、フェイスブックのユーザー2億人が独身と自己申告していることにも言及した。(c)AFP