【4月27日 AFP】米中西部ウィスコンシン州の製油所で26日、爆発に伴う火災が発生し、数人が負傷した。また、周辺では広範囲の住民に避難命令が出された。

 火災が発生したのは、石油開発会社ハスキー・エナジー(Husky Energy)が同州北部のスペリオル(Superior)で操業する製油所。同市の人口は約2万7000人。

 製油所では26日午前10時6分(日本時間27日午前0時6分)ごろに最初の爆発が起き、続いて複数回の爆発が発生した。火災は施設内に広がり、上空には黒煙が立ち上った。

 スペリオルのジム・ペイン(Jim Paine)市長によると、負傷者6人が病院に搬送されたほか、軽傷者数人が現場で手当てを受けた。現時点では死者は確認されていないという。

 火災を受け、警察は製油所から半径2~3マイル(約3~5キロ)および南方10マイル(約16キロ)の地域に避難命令を出した。対象地域の学校は休校となった。(c)AFP