【4月26日 AFP】米空軍は25日、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地(Vandenberg Air Force Base)で弾頭非搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3(Minuteman III)」の発射実験を行った。複数の当局者が明らかにした。

 米空軍グローバル打撃軍団(Air Force Global Strike Command)によると、ミニットマン3は25日午前5時26分(日本時間同日午後9時26分)に発射され、実験は成功した。

 米空軍グローバル打撃軍団は声明で「信頼できる発射実験が行われた。ミサイルの模擬弾が発射され、指定された安全な軌道を通り、装置が適切に機能した。センサーデータが収集され、再突入体が標的に与える衝撃を確認できた」と述べた。

 当局によると、今回の発射実験は3~5年前に計画されたもので、今年最初の発射実験となった。

 冷戦(Cold War)終結から数十年が経過した今も、米国は国内各地に多くのミニットマン3を配備している。(c)AFP