【4月26日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2018)は25日、シングルス2回戦が行われ、ギジェルモ・ガルシア・ロペス(Guillermo Garcia-Lopez、スペイン)と対戦した大会第14シードの錦織圭(Kei Nishikori)は、第1セットを3-6で落とした直後に途中棄権した。

 前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2018)は決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れていた錦織は、体に疲れや痛みがあったようで、今後は来月に控える全仏オープンテニス(French Open 2018)へ向けて体調面の回復を目指す。

 現在世界ランキング22位の錦織は試合後、「ナダルに負けはしたが、モンテカルロで期待は高まった」としながらも、「第1セットの途中で再び痛みを感じ始め、いかなるリスクも冒したくなかった」と語った。

 また、今年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)で準決勝に進出する快進撃をみせた韓国のチョン・ヒョン(Hyeon Chung)は試合前に棄権を申し出ており、アジア勢にとっては二重の打撃となった。(c)AFP