【4月26日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2018)は25日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-4、6-4で同胞のロベルト・カルバレス・バエナ(Roberto Carballes Baena)を下し、3回戦進出を決めた。

 今大会で自身11度目のタイトルを目指す世界ランキング1位のナダルは、カルバレス・バエナに対して危なげないプレーをしたようにみえたが、試合後には自身の出来に不満を示しており、「全く良くなかった」「でも大事なのは勝つことであり、明日もレベルを上げるチャンスがある」と語った。

 現在31歳のナダルは次戦、8強入りをかけて再び同胞のギジェルモ・ガルシア・ロペス(Guillermo Garcia-Lopez)と顔を合わせる。ガルシア・ロペスは同日、対戦相手の錦織圭(Kei Nishikori)が第1セットを3-6で落とした直後に途中棄権したことで、3回戦へ駒を進めている。

 その他の試合では、第2シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が6-2、6-1でジル・シモン(Gilles Simon、フランス)、第3シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)が7-6(10-8)、6-1でハウメ・ムナル(Jaume Munar、スペイン)をそれぞれ退け、初戦突破を果たしている。(c)AFP