【4月24日 AFP】仏サッカー専門誌の「フランス・フットボール(France Football)」が24日付で発表する2017-18シーズンの長者番付で、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、昨年首位だったレアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を抜いてトップに立ったことが判明した。

 今季の年俸、ボーナス、そして広告料を合わせた年収ランキングで、メッシは1億2600万ユーロ(約167億円)を稼ぐ圧倒的な数字でトップに立ち、ライバルのロナウドは9400万ユーロ(約125億円)で2位となった。昨季はCR7(ロナウドの愛称)が8750万ユーロ(約105億円、当時)、メッシが7650万ユーロ(約92億円、当時)でワンツーを記録していた。

 今季残り5試合すべての試合に出場すると仮定した場合、メッシはリーグ戦、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)、スペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)、欧州スーパーカップ(UEFA Super Cup)、スペイン・スーパーカップ(2017 Spanish Super Cup)に加え、アルゼンチン代表としてプレーした合計4回の国際試合を含めて、ピッチ上で1分間に2万5000ユーロ(約332万円)を稼ぐ計算になる。

 最近10年間のバロンドール(Ballon d'Or)を分け合っているメッシとロナウドに続き、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が8150万ユーロ(約108億円)で3位となり、4400万ユーロ(約58億円)で4位につけたレアルのギャレス・ベイル(Gareth Bale)、2900万ユーロ(約39億円)で5位に入ったバルセロナのジェラール・ピケ(Gerard Pique)を大きく引き離している。

 指揮官部門では、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で指揮を執るジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が2600万ユーロ(約35億円)でトップを維持し、中国代表のマルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)監督が2300万ユーロ(約31億円)で2位に入った。

 アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)のディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督が3位、欧州チャンピオンズリーグ連覇を果たしたレアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が4位、マンチェスター・シティ(Manchester City)をリーグ優勝に導いたばかりのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が5位につけた。

■選手部門の2017-18シーズン年収トップ5

1位:リオネル・メッシ(アルゼンチン)/FCバルセロナ - 1億2600万ユーロ(約167億円)
2位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)/レアル・マドリード - 9400万ユーロ(約125億円)
3位:ネイマール(ブラジル)/PSG - 8150万ユーロ(約108億円)
4位:ギャレス・ベイル(ウェールズ)/レアル・マドリード - 4400万ユーロ(約58億円)
5位:ジェラール・ピケ(スペイン)/FCバルセロナ - 2900万ユーロ(約39億円)

■指揮官部門の2017-18シーズン年収トップ5

1位:ジョゼ・モウリーニョ(ポルトガル)/マンチェスター・ユナイテッド - 2600万ユーロ(約35億円)
2位:マルチェロ・リッピ(イタリア)/中国代表 - 2300万ユーロ(約31億円)
3位:ディエゴ・シメオネ(アルゼンチン)/アトレティコ・マドリード - 2200万ユーロ(約29億円)
4位:ジネディーヌ・ジダン(フランス)/レアル・マドリード - 2100万ユーロ(約28億円)
5位:ジョゼップ・グアルディオラ(スペイン)/マンチェスター・シティ - 2000万ユーロ(約27億円)

(c)AFP