【4月23日 AFP】米ニューヨークのセントラルパーク(Central Park)で、今年6月から車の乗り入れが禁止されることが明らかとなった。同公園は来年で開園160周年を迎えるが、ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は20日の声明で「車より人を優先」し、大気汚染を減らすための措置であると明言した。

 公園はこれまで北側で車の通行が禁止となっていたものの、南側にあるウエストドライブ(West Drive)、テラスドライブ(Terrace Drive)、センタードライブ(Center Drive)の3本の道路は通行可能だった。

 市の公立学校が夏休みに入る6月27日以降、これらの道路も車の通行が禁止されるが、公園の敷地とは壁で区切られている4本の横断道路は除外されるという。

 デブラシオ市長は今年1月、ブルックリン(Brooklyn)地区にあるプロスペクト公園(Prospect Park)内の環状道路への車の乗り入れも禁止している。(c)AFP