【4月23日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)は22日、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)戦で自身初のクリーンアップとなる4番・指名打者(DH)で先発出場し、4打数1安打を記録した。試合はエンゼルスが2-4で敗れた。

 この日登板のなかった二刀流の大谷だが、24日のヒューストン・アストロズ(Houston Astros)戦での先発登板に備え、試合前には投球練習を行った。

 大谷を主軸に据えたエンゼルスのマイク・ソーシア(Mike Scioscia)監督は「ショウヘイはバットを非常に良く振れている。彼を中軸に置いても大丈夫だろうと感じた。マイク・トラウト(Mike Trout)やジャスティン・アップトン(Justin Upton)の後ろというのは、われわれにとって重要な打順。彼にはその準備が整っていると感じた。こういった状況が再び訪れれば、彼をクリーンアップに置くことをためらいはしないだろう」とコメントしている。

 大谷は1打席目と2打席目で連続三振を喫したものの、6回の第3打席に安打を放ち、4打席目は内野ゴロに打ち取られた。

 17日のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)戦で先発し、指のまめにより降板を余儀なくされた大谷だが、昨季王者アストロズとの一戦の先発マウンドに上がることが見込まれている。

 ここまで投手として大谷は3試合に登板し、2勝1敗、防御率3.60、15回を投げて19三振を奪っている。(c)AFP