【4月22日 AFP】17-18フランス・リーグ1は21日、第34節の試合が行われ、フロリアン・タウヴィン(Florian Thauvin)とコスタス・ミトログルー(Kostas Mitroglou)が2得点を記録したオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が5-1でリール(Lille OSC)に快勝し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権獲得に望みをつないだ。

 ルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督が指揮を執るマルセイユは、本拠地スタッド・ヴェロドローム(Stade Velodrome)で前半だけで4得点を奪うなど、降格の危機にあるリールを一蹴。しかし、 クラブにとって唯一の不安材料は、日本代表の酒井宏樹(Hiroki Sakai)が膝を痛めて途中交代したことになる。酒井は22日に検査を受ける予定となっている。

 前半12分にタウヴィンはブナ・サール(Bouna Sarr)のクロスに頭で合わせて先制点を挙げると、ディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)がハムザ・メンディル(Hamza Mendyl)に倒されて得たPKを決め、今季リーグ戦19得点目を記録。35分にジョルダン・アマヴィ(Jordan Amavi)のクロスからヘディングシュートを決めたミトログルーは、その直後にはルーカス・オカンポス(Lucas Ocampos)のパスに合わせてチーム4得点目を挙げた。

 ガルシア監督は「このレベルの精神力があればわれわれはどんな相手よりも強い。こういった試合をシーズン終了まで続けていかなければならない」とコメントした。

 一方、ASモナコ(AS Monaco)は同日の試合で後半18分にアラミー・トゥーレ(Almamy Toure)が一矢報いたものの、ギャンガン(En Avant de Guingamp)に1-3で敗戦。モナコは勝ち点70で2位を維持しているが、3位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と4位マルセイユは、チャンピオンズリーグ自動出場となる2位を目指しモナコを1ポイント差で追っている。(c)AFP