【4月22日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2018)は21日、第10節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は悪天候の中で王者クルセイダーズ(Crusaders、ニュージーランド)相手に健闘を見せたものの、11-33で敗れた。

 カンファレンス最下位で、昨シーズンはクルセイダーズに50点を挙げられ大敗していたサンウルブズだが、この日は普段以上の力を発揮し、後半開始15分までは11-14と昨季王者に食らいついていた。

 しかしクルセイダーズも、そこからライアン・クロッティー(Ryan Crotty)のこの日の2個目のトライで21-11とリードを広げると、そこから一気にギアアップし、残り10分は完全に試合を支配。稲光が走り、大雨だけでなく時折ひょうも降る天候の中、流れるようなラグビーは難しかったが、最終的には両チーム合計6トライ中の5トライを挙げて勝利した。

 クルセイダーズ主将のマット・トッド(Matt Todd)は、いまひとつに終わった試合内容について「特にひょうが降った時間は足元が滑りやすく、慣れるのに時間がかかり過ぎてしまった。どのポイントも取るのは簡単じゃなかったし、耐えて守らなくてはならない時間帯もあったが、そこからいくつかフェーズを重ねて終盤に得点を取れたのは良かった」とコメントした。

 クルセイダーズは終盤の3トライでボーナスポイントを獲得し、今節試合のなかったハリケーンズ(Hurricanes、ニュージーランド)を抜いてニュージーランド・カンファレンス首位に立った。(c)AFP