【4月21日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2018)は20日、シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は4-6、6-2、7-5でリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を破って4強入り。21歳の誕生日を自ら勝利で祝った。

 激闘となったファイナルセットでは照明が使われるなど、2時間39分に及ぶ激闘を制したズベレフは準決勝で、同日の試合で第2シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を6-4、6-7(1-7)、6-3で倒した錦織圭(Kei Nishikori)と激突する。

 今月初めのマイアミ・オープン(Miami Open 2018)決勝ではジョン・イズナー(John Isner、米国)の前に屈し、今大会では自身3度目のマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)優勝を目指す世界4位のズベレフは試合後、「自分の誕生日に試合をしたのは初めてだった。だから、勝利して準決勝に進むことができて本当にうれしい」と語った。

 一方、惜しくも敗れたガスケは、前日の試合でズベレフの兄ミーシャ(Mischa Zverev、ドイツ)を破り、ATPツアー通算500勝目を挙げていたが、自身2013年以来となるマスターズでの準決勝進出はならなかった。(c)AFP